NHK【東洋医学 ホントの力 〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~】
NHK 9月24日7時30分〜放送の
【東洋医学 ホントの力 〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~】
のなかで、100歳の本当にHAPPYで笑顔に溢れたヨガインストラクターの
おばあちゃんが出ておられました!
ハイヒールを履いて!赤い口紅!
おしゃれでキュートなおばあちゃん、逆転のポーズをしているところなんか
スタジオの芸能人の方々が
『ええ〜っ』 ってびっくり(リアクションていうやつですか)
このおばあちゃんのヨガ前、中、後、と脳波を解析すると、集中力や記憶力に関係していると言われる「シータ波」が、ヨガをする前に比べ、ヨガをやった後では脳の中のシータ波が約1.2倍に増えていることがわかったとのこと。
逆転のポーズでアンチエイジング、
またヨガを続けることであんなHAPPYな笑顔、素敵なおばあちゃんになれるんだなと、納得。
この番組では、経絡、鍼治療、お灸、など東洋医学の最先端な情報も
わかりやすく紹介されてました。
2時間半もあったので全部見たわけではないですが、
興味がある方はNHKのオンデマンド(有料)で見れるみたいです。
注)1部と2部がありますので、詳細のところを良く読まれてから購入してください。
さて、ここからはNHKの内容から離れるのですが、
東洋医学とヨガが合わさったヨガがあり、これがインヨガになります。
漢字で書くと、陰ヨガとなります。
想像どおり、ヨガのポーズを使って、内臓機能を高め、(ここまでは他のヨガと同じですね)
経絡に積極的に働きかけるヨガになります。
地味〜に動くヨガなので、経験されたことがある方は
『あ 〜、あの じーっとしてるやつね』
みたいなイメージの方も多いと思いますが、
実はけっこうしんどいんです。。
リラックスする、、というよりかは、経絡に働きかける動きをするので、
アライメント(手脚や、骨盤など体の位置の取り方)が細かく、
慣れるまでは難しいと感じると思います。
東洋医学独特の、いつ、どこを養生するか、
という考え方も楽しいですね。
例えばこれからの季節、秋になるとだんだんと寒くなって乾燥してきます。
養生したいところは『肺』
肺とペアの臓器は『大腸』となります。
陰陽のペアの臓器のお話は、こちらのブログよりもっと詳しいかたが書いてる記事などあると思いますので後日探してリンクを貼ろうと思います。
陰の臓器→栄養を生成、蓄える
陽の臓器→食物の消化、吸収、運び排泄
すごく簡単に説明すると、陰の臓器で栄養を蓄え、陽の臓器で発散するといったイメージです。
陰の臓器→腎臓・肝臓・脾臓・心臓・肺
陽の臓器→膀胱・胆のう・胃・小腸・大腸
臓器の話だけでなく、陰ヨガの考えは陰ヨガ自体が体を養生するという考え方です。
反対に陽のヨガ(積極的に動くヨガ全部)は蓄えたエネルギーを発散する。
そしてまた陰ヨガで養生する。。陰陽の繰り返しですね。
終わった後はすっきり目が覚めるといった感じです。
いつ、何をするか。時間で考えられたものもあります。
たとえば、朝7時から9時までは『胃』の時間。
この時間に朝食をしっかりとる。
胃とペアの『脾臓』の時間は朝9時〜11時で
この時間は摂取した食物から栄養エキスを抽出する。
なので朝食は抜いちゃうのは東洋医学的にはよくないですね〜。
いつ、何をするか、タイミングが大事です。
こちらのくわしい情報もリンクあれば探して後日お貼りいたしますね。